社会人の資格勉強は“何をやるか”より“何を減らすか”が重要だった

社会人の勉強法

社会人になって資格勉強を始めると、多くの人がぶつかる壁があります。

  • 勉強したいのに時間がない
  • 仕事と家庭で毎日が終わる
  • 睡眠まで削るのはつらい

私自身、簿記や中小企業診断士などの資格勉強を続ける中で、何度も同じ壁にぶつかってきました。

共働きで、3人の子どもを育てながら働く生活では、自由に使える時間はかなり限られています。

そんな中で気づいたのは、社会人の資格勉強では「何をやるか」以上に、「何を減らすか」を決めることが重要だということでした。

資格勉強を始めてから、全部は両立できないと気づいた

資格勉強を始めた頃の私は、正直かなり楽観的でした。

少し気合を入れれば、

  • 仕事
  • 家事
  • 育児
  • 勉強
  • 人付き合い

これらを全部高いレベルで両立できると思っていました。

しかし、現実はそう甘くありませんでした。

平日は仕事を終えて帰宅し、食事、お風呂、寝かしつけをしていると、あっという間に一日が終わります。

「今日は勉強しよう」と思っていても、子どもの対応で予定どおり進まないことも珍しくありません。

その中で痛感したのは、全部を維持しようとすると、どこかで必ず無理が出るということでした。

子どもの成長は、想像以上に早い

特に大きかったのは、子どもとの時間に対する考え方の変化です。

子どもの成長は、本当にあっという間です。

昨日までできなかったことが、今日突然できるようになる。

そんな瞬間を日々見ていると、「今この時間は、今しかない」と強く感じます。

もちろん資格勉強は大事です。

ですが、だからといって家族との時間をすべて削りたいわけではありません。

だから私は、「全部を詰め込む生活」ではなく、「優先順位をつける生活」に変わっていきました。

私にとっての優先順位は、おおむね次の3つです。

  1. 家族との時間
  2. 健康(特に睡眠)
  3. 勉強時間

この3つを守るために、それ以外で減らせるものを考えるようになりました。

私が最初に減らしたのは飲み会だった

その中で、最初に見直したのが飲み会でした。

誤解のないように書くと、私は飲み会そのものを否定しているわけではありません。

  • 雑談から生まれる関係性
  • 仕事では話せない本音
  • チームの距離が縮まる時間

こうした価値があることも理解しています。

ただ一方で、「すべてに参加する必要はない」とも思うようになりました。

現在は、参加するとしても基本的に一次会で帰るようにしています。

理由はシンプルで、翌朝の勉強時間を守るためです。

二次会をやめるだけで、失う時間が大きく減った

私の勉強時間の中心は、早朝の4〜7時です。

この時間帯は、家族も寝ていて、通知も少なく、非常に集中できます。

しかし、飲み会で帰宅が遅くなると、この時間が簡単に崩れます。

二次会まで参加すると、

  • 帰宅が遅くなる
  • 睡眠時間が削られる
  • 翌朝起きられない
  • 勉強ができない

という流れになりがちです。

例えば飲み会1回で、移動も含めると4〜5時間使うことがあります。

さらに翌朝の勉強3時間が潰れると、実質6〜8時間失う計算になります。

こう考えると、二次会を断るだけでもかなり大きいと感じました。

削るべきものは飲み会だけではない

これは飲み会に限った話ではありません。

社会人の勉強時間を奪うものは、日常の中にたくさんあります。

  • なんとなく見るSNS
  • 目的のないスマホ時間
  • ダラダラ見る動画
  • 惰性で続く夜更かし

1回あたりは小さく見えても、積み重なると大きな時間になります。

だから私は、「新しく何かを増やす」より先に、「減らせるものは何か」を考えるようになりました。

時間は作るより、守るほうが難しい

資格勉強をしていて感じるのは、時間はゼロから作るより、すでにある時間を守るほうが難しいということです。

特に、一度崩れた生活リズムを戻すのは簡単ではありません。

そのため私は、

  • 夜の予定を軽くする
  • 睡眠時間を削らない
  • 翌朝の学習を最優先にする

という考え方に変わりました。

以前の私は、「気合があれば何とかなる」と思っていました。

でも実際に必要だったのは、気合ではありませんでした。

必要だったのは、勉強が続く生活構造を作ることでした。

実際、私自身も「勉強時間は確保できても、継続できない」という時期がありました。特に簿記1級の過去問演習では何度も手が止まりました。

そんなときに学習を立て直した方法は、こちらの記事で詳しくまとめています。
簿記1級の過去問が続かない社会人へ|学習を再開した私が実践した3つの改善策

まとめ|社会人の資格勉強は“削る力”も重要

資格勉強というと、

  • 勉強時間
  • 教材選び
  • 勉強法

に意識が向きがちです。

もちろん、それらも大切です。

ただ社会人の場合、それ以上に重要なのが「何を減らすか」だと私は感じています。

  • 飲み会を選ぶ
  • スマホ時間を減らす
  • 夜の予定を軽くする

すべてを削る必要はありません。

子どもと遊ぶ時は遊ぶ。休む時は休む。楽しむ時は楽しむ。

大切なのは、優先順位を決めることです。

少しずつでも“続けられる生活”を作ること。

それが、長期戦になりやすい社会人の資格勉強では、何より重要だと思っています。

また、勉強時間の確保が難しいのは平日だけではありません。意外にも、長期休暇のような「時間がありそうな期間」でも、思うように勉強できないことがあります。

学習を続けることの重要性については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
【社会人向け】長期休暇に勉強できない理由|休み中でも学習を止めない考え方