資格を「増やした」わけではありません|診断士・FP・宅建の並行学習で得たこと
中小企業診断士の学習を続ける中で、私はFPや宅建の勉強にも取り組んできました。
一見すると、資格を増やしすぎているように見えるかもしれません。
実際、当時の私自身も、「やりすぎではないか」と感じていました。
ただ、目的は単純な“資格コレクション”ではありませんでした。
中小企業診断士の理解を深めるための補助学習
という位置づけで取り組んでいました。
結果として、良かった部分もあれば、失敗した部分もあります。
この記事では、診断士・FP・宅建を並行して学習して感じたことを、実体験ベースで整理してみます。
FPを勉強しようと思った理由
FPを勉強しようと思った理由は、診断士の財務・経済分野の理解を深めたかったからです。
FPでは、
- 保険
- 年金
- 税金
- 資産運用
など、生活に近いお金の知識を扱います。
実際に学習して感じたのは、
FPの知識は、診断士の財務・経済とかなりつながっている
ということでした。
FP学習で感じたこと
FP2級の学習を通じて、特に理解が深まったと感じたのは、
- キャッシュフローの考え方
- 税金や社会保険の仕組み
- 家計と企業のお金の流れの違い
です。
単純に知識が増えたというより、
財務や経済の「背景」が理解しやすくなった感覚
がありました。
診断士だけを勉強していた時よりも、知識同士がつながりやすくなったと思います。
FP3級・2級の勉強方法については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
宅建を勉強しようと思った理由
宅建については、最初から強い目的意識があったわけではありません。
ただ、学習を進める中で、
宅建の民法や法令の考え方が、診断士の「経営法務」とかなり近い
と感じるようになりました。
実際、
- 条文の読み方
- 権利関係の整理
- 法律の考え方
などは、かなり共通しています。
特に、
「法律を構造で理解する感覚」
は、宅建学習を通じて少し身についた気がしています。
並行学習で感じたメリット
FP・宅建・中小企業診断士を並行して学習したことで、感じたメリットもありました。
- 同じテーマを別角度から理解できる
- 知識同士がつながる
- 記憶に残りやすくなる
特に、
- 財務
- 法務
- 経済
は、独立した知識ではなく、相互につながっている感覚がありました。
以前よりも、
「知識を点ではなく、構造として捉えられるようになった」
と感じています。
一方で、明確なデメリットもあった
ただ、当然ながらデメリットもありました。
一番大きかったのは、
学習が分散してしまったこと
です。
実際、
- 宅建:27点で不合格
- 中小企業診断士二次試験:不合格
という結果にもつながりました。
今振り返ると、
- 優先順位
- 学習配分
- 集中力
は、かなり難しかったと思います。
特に社会人は、勉強時間そのものが限られています。
そのため、複数資格を同時並行で進めると、どうしても“広く浅く”になりやすい部分がありました。
それでも無駄ではなかったと思う理由
結果として、不合格になった試験もありました。
ただ、それでも並行学習が完全に無駄だったとは思っていません。
実際に、
- FP2級には合格
- 法務・財務理解が強化
- 知識同士のつながりを実感
することができました。
特に大きかったのは、
知識は単独ではなく、横断的につながっている
という感覚を持てたことです。
これは、実務や仕事を理解する上でも役立っていると感じています。
今の自分なら、優先順位をもっと明確にする
もし今の自分が、当時に戻って学習計画を立てるなら、優先順位はもっと明確にします。
- 中小企業診断士に集中する
- 簿記1級で財務を強化する
- その他資格は後回しにする
並行学習は、うまくハマれば理解が深まります。
ただ一方で、戦略を間違えると、学習効率が大きく落ちることもあります。
特に社会人の場合、
「何をやるか」より、「何を優先するか」
のほうが重要だと感じました。
資格を増やしたかったわけではない
宅建やFPを学習した理由は、単純に資格を増やしたかったからではありません。
私の中では、
中小企業診断士の理解を深めるための“関連学習”
という感覚が強かったです。
実際、
- FP → 財務・経済理解
- 宅建 → 法務理解
のように、診断士学習とつながる部分はかなりありました。
もちろん、今振り返ると、広げすぎた部分もあります。
ただ、そこで得た知識や考え方は、今の仕事や勉強にも少しずつつながっています。
まとめ|並行学習は「戦略」がかなり重要だった
FP・宅建・中小企業診断士を並行して学習したことで、
- 知識同士のつながり
- 構造的な理解
- 横断的な視点
はかなり強化されたと感じています。
一方で、
- 学習の分散
- 優先順位の難しさ
- 集中不足
というデメリットもありました。
だからこそ、社会人の資格学習では、
「何を学ぶか」だけではなく、「どう優先順位をつけるか」
が非常に重要だと思っています。
通信講座や学習環境について感じたことは、こちらの記事でもまとめています。
社会人が通信講座を比較して感じたこと|独学で遠回りして気づいた学習環境の重要性
実際に行っている勉強法や試行錯誤については、こちらにまとめています。
