FP・宅建の勉強で気づいた“知らないと損すること”|資格学習が生活を変えた話

資格勉強の失敗談

保険をすすめられて、とりあえず加入する。

年末調整の書類を、よく分からないまま毎年提出する。

住宅購入についても、「ローンを組んで毎月返済するもの」くらいのイメージしかない。

以前の私は、まさにそんな状態でした。

大きな買い物やお金に関わる判断をしているのに、正直なところ、深く理解しないまま決めていたことが多かったと思います。

私はこれまで、

  • FP
  • 簿記
  • 宅建
  • 中小企業診断士

など、さまざまな資格の勉強をしてきました。

もちろん最初の目的は、

  • 仕事に活かしたい
  • 知識を身につけたい
  • キャリアの幅を広げたい

というものでした。

ただ、勉強を続ける中で強く感じたことがあります。

資格の勉強は、仕事だけではなく日常生活にもかなり直結していた

ということです。

「もっと早く知っていれば」と思うことが増えた

勉強を進めるほど、こんな場面が増えました。

「これ、知らないまま判断していたのは結構危なかったかもしれない」

以前の私は、

  • 保険
  • 税金
  • 住宅
  • ローン

などを、かなり感覚で判断していました。

「みんな入っているから」

「とりあえず提出するものだから」

そんな感じです。

もちろん、それが悪いわけではないと思います。

ただ勉強してみると、「なぜそうなっているのか」が少しずつ見えるようになりました。

この変化は、想像以上に大きかったです。

FPの勉強で、保険と税金の見方が大きく変わった

特に変化が大きかったのは、保険と税金です。

私は結婚した頃、養老保険に加入しました。

当時は、

  • 母からのすすめ
  • 保険販売員の説明

を受けて、

「入っておけば安心だろう」

くらいの感覚で契約しました。

必要保障額を計算したわけでもなく、他商品と比較したわけでもありません。

今振り返ると、かなり“なんとなく”で加入していたと思います。

しかしFPの勉強を進める中で、

  • 公的保険制度
  • 民間保険の役割
  • 必要保障額

を学びました。

そこで初めて、

「この保険は今の自分に本当に必要なのか」

を考えるようになりました。

そして最終的に、養老保険は解約しました。

保険を否定したかったわけではありません。

ただ、

「なんとなく加入する」

から、

「必要なものを考えて選ぶ」

へ変わった感覚がありました。

また、日本の制度が思っていた以上に手厚いことも知りました。

例えば、

  • 高額療養費制度
  • 傷病手当金
  • 遺族年金

などです。

もちろん、これだけで全て安心というわけではありません。

それでも、「何も守られていない」わけではないと知れたことで、漠然とした不安はかなり減りました。

現在、私は子どもが3人いるため、万が一への備えとして収入保障保険に加入しています。

以前より保険料負担は軽くなりましたが、今は「自分なりに納得して選んでいる」という感覚があります。

税金に対する見方も変わりました。

以前の私は、

  • 年末調整
  • 保険料控除
  • 各種申告書

を、「毎年なんとなく提出するもの」として処理していました。

今は、

  • なぜ提出するのか
  • どのように税額が調整されるのか
  • どんな控除を使っているのか

が以前より理解できるようになりました。

「よく分からない」が減るだけで、不安はかなり変わると感じています。

宅建の勉強で、不動産の見え方も変わった

宅建の勉強でも、大きな変化がありました。

現在は賃貸住宅に住んでいますが、不動産への見方が以前とはかなり違います。

例えば、住宅購入にはローン返済以外にも、

  • 住宅ローン控除
  • 固定資産税
  • 登記費用
  • 仲介手数料
  • 火災保険

など、多くの費用が発生します。

以前の私は、

「家を買う=ローンを払う」

くらいのイメージしかありませんでした。

しかし実際には、物件価格以外にもまとまった諸費用がかかります。

また宅建を学ぶと、契約時の重要事項説明の意味も以前より理解できるようになります。

例えば、

  • 用途地域
  • 建ぺい率
  • 容積率
  • 契約条件

などです。

まだ住宅購入経験はありません。

それでも、勉強したことで強く思うようになったのは、

「知らずに契約するのは怖い」

ということでした。

知識があることで、少なくとも「確認すべきポイント」が見えるようになります。

知識があると、損を避けやすくなる

資格勉強を通して感じたのは、

知らないことで、不利な判断をしてしまう場面は意外と多い

ということです。

もちろん、専門家レベルの判断はできません。

ただ、最低限の知識があるだけでも、

  • 比較できる
  • 疑問を持てる
  • 確認できる

ようになります。

これはかなり大きい変化でした。

以前の私は、

「よく分からないから、そのまま」

という判断が多かったと思います。

今は少なくとも、

「一度調べてから決めよう」

と思えるようになりました。

資格勉強の目的そのものについて考えたことはこちらの記事でも詳しく書いています。
資格取得が目的になっていた|5年間の診断士学習で考えるようになったこと

まとめ|資格勉強は、生活にもつながっていた

資格勉強というと、

  • 転職
  • 昇進
  • 年収アップ

が注目されやすいと思います。

もちろん、それも大切です。

ただ実際には、

  • 保険
  • 税金
  • 家計
  • 不動産

など、日常生活につながる知識もかなり多いと感じています。

資格勉強は、すぐ結果が出るものではありません。

時間もかかりますし、継続も簡単ではありません。

私自身、何度も遠回りしてきました。

それでも今振り返ると、

勉強に使った時間は、無駄ではなかった

と感じています。

資格そのものより、

「自分や家族の選択肢を少し増やせたこと」

の方が大きかったのかもしれません。

まだ分からないことは多いです。

それでも少なくとも以前よりは、自分で考えて判断できる感覚があります。

勉強は、思っている以上に生活を変えるのかもしれません。