中小企業診断士の勉強は実務で役立つ?商工会議所の勉強会で実感したこと

資格勉強の失敗談

中小企業診断士の勉強は、実際の現場で使われていた

先日、商工会議所で実施された勉強会に参加しました。

テーマは、「小規模事業者持続化補助金」についてです。

講師は、実際に中小企業支援の現場で活躍されている現役の中小企業診断士の先生でした。

勉強会では制度の概要だけではなく、

  • 事業計画書の考え方
  • 販促の整理方法
  • 申請時に意識すべきポイント
  • 審査で見られる視点

などについて、実際の支援事例も交えながら丁寧に説明していただきました。

その話を聞く中で、私が何度も感じたことがあります。

それは、「中小企業診断士試験で学んでいた内容は、本当に実務で使われている知識だった」ということです。

これまで私は、「試験のために勉強している」という感覚が少なからずありました。

しかし今回の勉強会で、その考え方が少し変わりました。

試験で学ぶ知識は、合格するためだけのものではなく、事業者を支援する現場でも活かされている知識だったのです。

「学んだこと」と「現場」がつながった感覚

勉強会では、

  • 販促
  • ターゲット設定
  • 自社の強みの整理
  • 顧客視点
  • 事業計画の考え方

といったテーマについて説明がありました。

話を聞いていると、私は何度も「この内容、勉強したことがある」と感じました。

もちろん、勉強会では実際の相談対応や申請支援など、試験では学べない実務の話も多くありました。

それでも根本となる考え方は、中小企業診断士試験で学んできた内容と驚くほど共通していました。

私は現在も中小企業診断士試験の勉強を続けています。

だからこそ、「今まで覚えてきた知識は、現場でも意味があるんだ」と実感できたことは、とても大きな収穫でした。

正直に言えば、この瞬間は少し感動しました。

これまで別々に存在していた「試験勉強」と「仕事」が、一つにつながったような感覚だったからです。

入所間もない中で、持続化補助金にも関わらせてもらった

実は前回の小規模事業者持続化補助金では、商工会議所へ入所して間もないタイミングでしたが、一件だけ案件対応を経験させていただきました。

様式4の発行にも携わり、制度の流れや事業者対応について、少しだけ実務に触れる機会がありました。

ただ、その頃の私は目の前の業務をこなすことに精一杯でした。

制度の流れを理解するだけで必死で、「なぜその内容を書くのか」「なぜその支援が必要なのか」という背景まで考える余裕はありませんでした。

今回の勉強会では、

  • なぜ事業計画を整理する必要があるのか
  • なぜ販促計画が重要なのか
  • 審査する側はどのような視点で事業計画を見るのか

という「背景」まで学ぶことができました。

その結果、以前よりも事業計画を見る視点が大きく変わったように感じています。

以前は「書類」として見ていたものが、「事業者の未来を考えるための計画書」として見えるようになったのです。

「試験の知識」が「仕事の知識」に変わった瞬間

今回、私が一番印象に残ったのは、「試験で覚えた知識」が「仕事で使う知識」に変わったことでした。

私はこれまで、

  • 中小企業診断士
  • 簿記
  • FP
  • 宅建

など、いくつかの資格を勉強してきました。

振り返ると、以前は「試験に合格すること」が学習の目的になっていた部分もあったと思います。

もちろん、資格試験に合格することは大切です。

しかし今回、知識が実際の仕事とつながったことで、「勉強する意味」そのものが少し変わりました。

知識を増やすことが、単に試験対策ではなく、事業者支援や仕事の理解につながっていく。

そう思えるようになったことで、一つひとつの学習にも以前より意味を感じられるようになりました。

私が中小企業診断士の勉強を続ける中で感じた「積み重ね」の考え方については、こちらの記事でも紹介しています。
小さな積み重ねでしか、大きな目標には届かないと思った話

だから勉強が以前より面白くなった

今回の勉強会を通して、私は勉強に対する向き合い方も少し変わったように思います。

以前は、講義を聞きながら「ここは試験に出そうだな」と考えることが多くありました。

しかし今は、「この考え方は、実際の事業者支援でも使われているんだ」と思いながら学べるようになっています。

同じ内容を学んでいても、その知識が現場につながっていると実感できるだけで、理解の深さや興味は大きく変わるものだと感じました。

もちろん、私はまだ実務経験も浅く、中小企業診断士にも合格していません。

それでも、「この勉強は将来につながっている」と思えるようになったことは、学習を続ける大きなモチベーションになっています。

スタディングの内容は、思っていた以上に実務とつながっていた

今回の勉強会で、もう一つ改めて感じたことがあります。

それは、これまで利用してきたスタディングの講義内容は、思っていた以上に実務とつながっていたということです。

正直に言えば、以前の私は動画を「見ること」が目的になってしまっていた時期がありました。

講義を再生して満足し、聞き流し中心になってしまうことも少なくありませんでした。

その頃は、「勉強しているつもり」になっていた部分もあったと思います。

しかし今回、現役の中小企業診断士の先生の話を聞きながら、「この考え方は講義でも学んだ内容だ」と何度も感じました。

もちろん、講義を視聴するだけで実務ができるようになるわけではありません。

実際の現場では、事業者ごとに状況は異なりますし、相手の話を丁寧に聞きながら、一緒に考えていく力も求められます。

それでも、知識の土台があったからこそ、今回の勉強会の内容を理解しやすかったのは間違いありません。

今振り返ると、スタディングは「試験対策の教材」というだけではなく、「何を学ぶべきか」を体系的に整理してくれる教材だったのだと改めて感じています。

今回、「実務でも活かされている」と実感できた背景には、学習内容を体系的に整理できていたことも大きかったと感じています。

スタディングを3年間利用して感じたメリットや、私自身が失敗から学んだ活用方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【体験談】中小企業診断士の勉強でスタディングを選んだ理由|3年間使って感じたメリット・デメリット

商工会議所で働けていることに感謝した

今回の勉強会を通して、改めて感じたことがあります。

それは、商工会議所という環境で働けていることのありがたさです。

日々の仕事を通して、中小企業支援や補助金制度に触れられるだけではありません。

現役の中小企業診断士の先生から直接話を聞ける機会があり、実際の支援現場で大切にしている考え方まで学ぶことができます。

さらに、自分が勉強してきた内容と実務が結び付くことで、学習の理解も深まっていきます。

資格の勉強をしていなければ理解できなかった話もありましたし、逆に実務に触れたことで、試験勉強の理解が深まった部分もありました。

勉強と仕事がお互いに良い影響を与えていることを実感できたのは、今回の大きな気づきでした。

学び続けることで、見える世界は少しずつ変わる

以前の私は、「資格勉強は試験に合格するためのもの」という考えが強かったように思います。

もちろん、その考えは今でも間違いではありません。

資格に合格することは、大きな目標の一つです。

ただ、今回の勉強会を通して、それだけではないことに気づきました。

勉強を続けることで、仕事の見え方が変わる。

人の話の理解度が変わる。

そして、自分自身の考え方も少しずつ変わっていく。

知識が増えること以上に、「物事を見る視点」が変わっていくことに、学ぶ価値があるのかもしれません。

これは、実際に仕事で知識がつながる経験をしたからこそ感じられたことでした。

商工会議所へ転職した経緯や、中小企業診断士の勉強がキャリアに与えた影響については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
未経験で商工会議所へ転職した体験談|中小企業診断士の学習がキャリアを変えた理由

まとめ|中小企業診断士の勉強は、試験の先にもつながっている

今回の勉強会では、「学んできた知識が現実とつながった」という感覚を持つことができました。

これまで試験対策として学んできた内容が、実際の事業者支援や事業計画の考え方につながっていることを知り、勉強する意味そのものが少し変わったように思います。

もちろん、私はまだ中小企業診断士ではありません。

実務経験も十分とは言えませんし、学ぶべきことはまだまだたくさんあります。

それでも今回、「勉強を続けてきてよかった」と心から思えました。

試験のために覚えていた知識が、少しずつ仕事につながり始めています。

だからこれからも、合格だけを目的にするのではなく、実務でも事業者の役に立てるよう、一つひとつの学びを大切に積み重ねていきたいと思います。