FP3級・FP2級は、独学でも十分に合格を目指せる資格です。
実際に私は、フルタイムで働きながら3人の子どもを育てる中で、2024年7月にFP3級、2025年1月にFP2級へ合格しました。
結論から言うと、独学で合格するために重要だったのは、次の2点です。
- 教材を増やしすぎないこと
- 学習の順番を間違えないこと
私の場合は、
- 動画で全体像を理解する
- 問題集で知識を定着させる
- 過去問で実践力を身につける
という流れで学習を進めました。
この記事では、実際に使った教材や学習期間、勉強方法を振り返りながら、社会人がFP3級・2級に独学で合格するためのポイントを紹介します。
FP3級・2級の学習期間と勉強時間
まず、私の学習期間と勉強時間の目安は次のとおりです。
| 級 | 学習期間 | 勉強時間目安 |
|---|---|---|
| FP3級 | 約2か月 | 60〜80時間 |
| FP2級 | 約3か月 | 100〜150時間 |
普段の勉強時間は以下のようなイメージでした。
- 平日:1時間前後
- 休日:2〜3時間程度
短期間で一気に詰め込むのではなく、毎日少しずつ継続することを意識していました。
私が使った教材
使用した教材は、主に以下の3つです。
- みんなが欲しかった!FPの教科書
- みんなが欲しかった!FPの問題集
- ほんださん / 東大式FPチャンネル(YouTube)
教材はできるだけ増やさず、同じ教材を繰り返し使いました。
特に初学者の方は、教材を増やしすぎると「終わらない学習」になりやすいです。
まずは1冊(または1講座)をやり切るほうが、結果的に効率が良いと感じています。
なぜ私がFP3級・2級を受験したのか
私がFPの学習を始めたきっかけは、中小企業診断士試験の勉強でした。
中小企業診断士にも財務や税務に関する知識が出てくるため、関連する内容を学べる資格としてFPに興味を持ったのです。
しかし、実際に学習を始めてみると、
- 保険
- 年金
- 税金
- 資産運用
- 相続
など、私生活に直結する内容が多く、想像以上に実用的でした。
結果として、中小企業診断士対策というよりも、「生活に役立つ知識を学べたこと」のほうが大きな収穫だったと感じています。
FP3級は動画を軸にしながら学習した
FP3級の学習を始めたのは2024年5月です。
最初はテキスト中心で学習していましたが、途中からYouTube動画も活用するようになりました。
通勤時間や家事の合間、子どもの寝かしつけ中などに動画を繰り返し視聴し、全体像を理解することを意識しました。
ただし、動画だけで終わらせたわけではありません。
問題集も並行して進めながら、知識を確認していました。
振り返ると、FP3級は生活と結びつく内容が多いため、動画でイメージをつかみやすかったのだと思います。
FP2級では動画・問題集・過去問を組み合わせた
FP2級を受験したのは2025年1月です。
本格的に学習を始めたのは2024年11月でした。
当時は中小企業診断士の勉強も続けていたため、FP2級に集中できる時間はそれほど多くありませんでした。
学習の流れは非常にシンプルでした。
- 動画で全体像を理解する
- 問題集で知識を確認する
- 過去問を繰り返す
- 苦手分野だけ動画に戻る
2025年1月は過去問中心の学習に切り替え、本試験に備えました。
動画は少なくとも3周以上視聴しました。
問題集は1周、過去問は2年分を2周しました。
FP2級の結果
- 学科試験:41点
- 実技試験:69点
学科試験の内訳は以下のとおりです。
- ライフプランニングと資金計画:7点
- リスク管理:5点
- 金融資産運用:6点
- タックスプランニング:6点
- 不動産:10点
- 相続・事業承継:7点
高得点合格ではありませんが、限られた学習時間の中で合格ラインは十分に超えることができました。
結果を見ると、保険分野を扱うリスク管理が比較的弱かったように思います。
FP独学が向いている人・向かない人
独学が向いている人
- 毎日30分〜1時間を確保できる
- 一人でも継続できる
- 過去問演習を地道に続けられる
独学が向かない人
- 一人だと勉強が続かない
- 強制力が欲しい
- 質問しながら学びたい
もし独学に不安がある場合は、最初から通信講座を検討するのも選択肢です。
特に、
- 何から始めればいいかわからない
- 一人だと継続が難しい
という方は、カリキュラムが整った講座のほうが学習しやすい場合があります。
FPは「学習の順番」が重要だった
FP学習でうまくいった理由は、特別な才能や勉強法があったからではありません。
学習の順番が合っていたことが大きかったと思います。
- 動画で全体像を理解する
- 問題集で整理する
- 過去問で確認する
- 苦手分野を復習する
逆に、最初から問題だけ解こうとしていたら苦しかったと思います。
全体像を理解してから演習に入ることで、知識が整理されやすくなりました。
FP取得後に役立ったこと
FPの勉強で得た知識は、資格試験だけで終わりませんでした。
例えば、
- 年末調整の内容
- 所得控除や税額控除の仕組み
- 確定申告の考え方
- 保険の役割
などを以前より理解できるようになりました。
それまでは何となく手続きをしていましたが、学習後は「なぜその制度があるのか」を理解しながら対応できるようになりました。
ただし、この勉強法がすべての資格で通用するわけではない
一方で、この勉強法はFPだから成立した部分もあると感じています。
実際に私は、その後の資格学習で失敗も経験しました。
宅建では、理解したつもりになっていても得点につながらず、不合格という結果になりました。
この経験から、「理解すること」と「問題を解けること」は別だと強く感じています。
まとめ|FP3級・2級は独学でも十分合格を目指せる
私はフルタイム勤務をしながら3人の子どもを育てる中で、FP3級・2級に独学で合格しました。
実践したことは非常にシンプルです。
- 動画で全体像を理解する
- 問題集で知識を整理する
- 過去問で確認する
- 苦手分野を復習する
特別な勉強法ではありません。
ただし、学習の順番を意識したことで、効率よく進めることができました。
また、FPで学んだ知識は資格試験だけでなく、保険や税金、資産形成など日常生活にも役立っています。
特にFP3級は、しばらく勉強から離れていた社会人にとって取り組みやすい資格です。
これからFP3級・2級の受験を考えている方の参考になれば幸いです。

