「スタディングだけで中小企業診断士に合格できるのだろうか?」
私自身、2021年から2023年までスタディングの1次2次合格コースを利用しながら学習を続けてきました。
3人の子どもを育てながらの資格学習だったため、まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありませんでした。
その中で、通勤時間やスキマ時間を活用しやすいスタディングは非常に相性の良い通信講座だったと感じています。
一方で、利用当初は講義を聞くだけの学習になってしまい、思うように成績が伸びませんでした。
実際、私は「聞いたことはあるけれど解けない」という状態を長く経験しています。
しかし、学習方法を見直したことで徐々に科目合格を積み上げることができました。
この記事では、実際に3年間スタディングを利用した経験をもとに、
- スタディングを利用して良かったこと
- 成績が伸び悩んだ理由
- スタディングだけで合格できるのか
- 今ならどう活用するか
について、本音でレビューしていきます。
私のスタディング利用実績
利用期間と受講コース
私は2021年から2023年までスタディングの「1次2次合格コース」を利用していました。
受講料はおおよそ以下の通りです。
- 1年目:約65,000円
- 2年目:約30,000円
- 3年目:約20,000円
決して安い買い物ではありませんでしたが、仕事や育児と両立しながら学習するための投資として活用していました。
中小企業診断士一次試験の結果
スタディングを利用しながら受験した結果は以下の通りです。
| 年度 | 結果 |
|---|---|
| 2022年 | 経営法務 合格 |
| 2023年 | 中小企業経営・中小企業政策 合格 |
| 2024年 | 企業経営理論73点、運営管理60点、経営情報システム60点 合格 |
| 2025年 | 経済学60点、財務・会計72点、経営法務68点 |
私の場合、最初から順調だったわけではありません。
2024年には経済学44点、財務・会計52点、経営法務48点という結果も経験しています。
それでも学習方法を見直しながら継続したことで、翌年にはすべて60点以上を取ることができました。
そのため、「スタディングで本当に成績が伸びるのか」という点については、私は十分に効果を感じています。
スタディングを利用して良かった3つのこと
学習フローが体系的で分かりやすい
私が最も良いと感じたのは、学習フローが整理されていることです。
中小企業診断士は学習範囲が非常に広く、初学者ほど「何から始めればよいか分からない」という状態になりやすいと思います。
スタディングでは、講義視聴から問題演習までの流れが体系化されているため、迷わず学習を進めやすいと感じました。
私自身も、まずは講義を視聴し、その後に問題演習へ進むという流れで基礎知識を身につけていきました。
スキマ時間を活用しやすい
社会人受験生にとって大きなメリットは、スキマ時間を活用しやすいことだと思います。
私の場合、主な学習スタイルは以下のようなものでした。
- 早朝に1時間程度の講義視聴
- 通勤時間(往復約1時間)の問題演習
- 帰宅後1時間程度の復習
特に通勤時間にスマートフォンだけで学習できる点は大きなメリットでした。
机に向かう時間が取れない日でも学習を継続しやすかったため、忙しい社会人との相性は非常に良いと感じています。
学習レポートで継続しやすい
もう一つ良かったのが学習レポート機能です。
学習時間や学習履歴を確認できるため、自分がどれだけ取り組めているのかを把握できます。
資格試験は長期戦になることが多く、途中でモチベーションが下がることもあります。
そのような時でも、これまで積み上げてきた学習履歴を確認できることは大きな励みになりました。
私がスタディングで伸び悩んだ3つの理由
聞き流し学習で満足していた
一方で、私には大きな失敗もありました。
それは、講義を聞くだけで満足してしまっていたことです。
当時は通勤中に毎日のように講義音声を聞いていました。
しかし、今振り返ると「勉強した気になっていた」だけの時間も少なくありません。
講義を聞いていると内容を理解できたような気になります。
ところが実際に問題を解いてみると、
- 聞いたことはある
- 見覚えはある
- なんとなく理解している気がする
という状態で止まっていることが多くありました。
知識として知っていることと、試験で解けることはまったく別だったのです。
インプット期間が長すぎた
当時の私は、「まずは講義を全部見てから問題演習をしよう」と考えていました。
その結果、アウトプットの開始が遅くなってしまいました。
しかし、今振り返ると講義を完璧に理解してから問題演習へ進む必要はなかったと思います。
むしろ、早い段階で問題を解きながら理解を深めた方が効率的でした。
理解したつもりになっていた
私が本当に自分の弱点に気づいたのは、過去問を解き始めた時でした。
実際に問題を解いてみると、理解したつもりになっていた論点が数多く見つかりました。
答えを覚えていることと、自力で解けることは違います。
過去問演習を通じて、自分の理解不足や知識の曖昧さを初めて認識できました。
この経験については、以下の記事でも詳しく書いています。
聞き流し勉強法だけでは伸びなかった|中小企業診断士受験5年超の私が学んだこと
結論:スタディングだけでも合格は可能だと思う
結論から言うと、スタディングだけでも中小企業診断士の一次試験合格は十分可能だと思います。
実際、私自身もスタディングを中心に学習を進めながら科目合格を積み上げてきました。
特に一次試験については、講義・問題演習・学習管理機能が揃っているため、必要な学習環境は十分整っていると感じています。
ただし、「スタディングを契約したから合格できる」というわけではありません。
重要なのは、スタディングをどう活用するかです。
講義を見るだけでは厳しい
私が最も伝えたいのは、この点です。
スタディングは動画講義や音声学習が充実しているため、学習のハードルが非常に低い通信講座です。
その一方で、受講しているだけで満足してしまう危険性もあります。
私自身、利用初期は講義視聴が中心になっていました。
しかし試験で求められるのは、「知っていること」ではなく「解けること」です。
どれだけ講義を見ても、問題を解かなければ得点にはつながりません。
そのため、講義視聴と問題演習をセットで考えることが重要だと思います。
アウトプットを早く始めることが重要
今振り返ると、私はアウトプット学習への移行が遅かったと感じています。
当時は「まず理解してから問題演習」と考えていましたが、実際には問題を解くことで理解が深まる場面も多くありました。
そのため現在なら、講義を1つ見たら問題を解くというサイクルを早い段階から回します。
スタディングは講義と問題演習がセットになっているため、この学習方法とも相性が良いと感じています。
今なら私が実践するスタディングの使い方
もし今の知識を持った状態で最初から学習をやり直すなら、以下の流れで進めると思います。
STEP1 講義を視聴する
まずは講義を視聴し、全体像を把握します。
私は早朝学習を中心にしていたため、朝の1時間で2〜3講義ほど進めていました。
この段階では完璧な理解を目指す必要はありません。
「まずは一通り触れてみる」くらいの感覚で十分だと思います。
STEP2 すぐに問題演習を行う
講義を見たら、できるだけ早く問題演習を行います。
私の場合は通勤時間を活用していました。
問題を解くことで、自分が理解できている部分と理解できていない部分が見えてきます。
また、講義を見ただけでは気付かなかった論点も発見できます。
STEP3 間違えた部分だけを復習する
問題演習後は、間違えた部分だけを重点的に復習します。
全てをやり直そうとすると時間が足りません。
社会人学習では限られた時間をどう使うかが重要です。
私は帰宅後の1時間程度を使って、間違えた問題や理解が曖昧な論点を確認していました。
STEP4 過去問を早めに解き始める
そして最も重要なのが過去問です。
私は過去問を解き始めてから、自分の理解不足に気付くことができました。
試験で求められるレベルを知るためにも、過去問には早めに触れることをおすすめします。
最初は点数が取れなくても問題ありません。
むしろ、早い段階で弱点を発見できる方が後々の学習効率は高くなると思います。
スタディングがおすすめな人
実際に利用して感じたのは、スタディングは以下のような人と相性が良いということです。
- 仕事と勉強を両立したい社会人
- 通勤時間を活用したい人
- スキマ時間中心で学習する人
- 勉強習慣を作りたい人
- 子育てと資格学習を両立したい人
私自身も3人の子どもを育てながら学習していました。
まとまった勉強時間を確保できない中で、スマートフォンだけで学習を進められるスタディングは非常に助かりました。
もし「忙しくて勉強時間が取れない」と感じているのであれば、有力な選択肢になると思います。
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スタディングが向いていない人
一方で、スタディングが合わない人もいると思います。
- 紙教材中心で学習したい人
- 対面講義を重視する人
- 自分で問題演習を進めるのが苦手な人
特に、講義を見ただけで満足してしまうタイプの人は注意が必要です。
私自身もその失敗を経験しました。
スタディングは非常に便利な通信講座ですが、使い方によって結果は大きく変わると思います。
スタディングに関するよくある質問
スタディングだけで中小企業診断士一次試験に合格できますか?
私はスタディングを中心に学習しながら科目合格を積み上げることができました。そのため、一次試験合格は十分可能だと思います。
ただし、講義を視聴するだけでは難しいと感じています。私自身も聞き流し中心の学習を続けていた時期は成績が伸び悩みました。
講義視聴と問題演習を組み合わせながら、アウトプット中心の学習へ早めに移行することが重要だと思います。
スタディングは働きながらでも続けられますか?
スタディングは社会人との相性が非常に良い通信講座だと思います。
私自身も仕事と育児をしながら学習していましたが、早朝学習や通勤時間を活用することで学習を継続できました。
特にスマートフォンだけで講義視聴や問題演習ができるため、まとまった勉強時間を確保しにくい社会人には使いやすいと感じています。
スタディングはどんな人に向いていますか?
私が実際に利用して感じたのは、以下のような人に向いているということです。
- 仕事と勉強を両立したい社会人
- 通勤時間を活用したい人
- スキマ時間中心で学習する人
- 勉強習慣を身につけたい人
- 子育てをしながら資格取得を目指す人
一方で、紙教材中心で学習したい人や対面講義を重視する人は、他の通信講座も比較した方が良いかもしれません。
スタディングのデメリットは何ですか?
私が感じた最大のデメリットは、講義視聴だけで満足してしまいやすいことです。
動画や音声学習が充実しているため、学習した気になりやすい面があります。
私自身も「聞いたことはあるけれど解けない」という状態を長く経験しました。
ただし、これはスタディング自体の問題というより、使い方の問題だと思います。講義視聴後に問題演習を行い、復習を繰り返すことで十分対応できると感じています。
まとめ|スタディングは社会人と相性の良い通信講座だった
私は2021年から2023年までスタディングを利用しながら学習を続けてきました。
その結果、中小企業診断士一次試験で科目合格を積み上げることができました。
スタディングの最大の魅力は、スキマ時間を活用しやすく、忙しい社会人でも学習を継続しやすいことだと思います。
一方で、講義を聞くだけでは十分ではありません。
私自身、聞き流し中心の学習で遠回りした経験があります。
だからこそ、講義視聴だけで終わらず、問題演習や過去問を早い段階から組み合わせることが重要だと感じています。
通信講座は「何を使うか」も大切ですが、それ以上に「どう使うか」が重要です。
これからスタディングを検討している方の参考になれば幸いです。
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