宅建は動画学習だけで合格できる?27点だった私が気づいた過去問の重要性

結論から言うと、宅建試験は動画学習だけでは厳しいと感じました。

私は2025年の宅建試験を受験し、結果は27点で不合格でした。

学習期間は約2か月。通勤時間を中心に毎日1時間ほど動画学習を続けていましたが、過去問演習はほぼゼロ、模試も受験していませんでした。

今振り返ると、不合格の原因は「動画学習」そのものではなく、「問題を解く経験」が圧倒的に不足していたことだったと思います。

この記事では、動画中心で宅建に挑んだ実体験と、27点で不合格になった原因、そして今ならどのように勉強するかをお伝えします。

私の受験結果|学習期間2か月で27点だった

私が宅建を受験したのは2025年10月です。

勉強を始めたのは8月中旬頃でした。

当時の本命は中小企業診断士試験だったため、宅建は「受かればラッキー」くらいの感覚で学習を始めました。

結果は27点でした。

  • 権利関係:8点
  • 宅建業法:13点
  • 法令上の制限:3点
  • 税・その他:0点
  • 免除科目:3点

合格には届きませんでしたが、全く歯が立たなかったという感覚でもありませんでした。

むしろ、本試験では「見たこともない問題ばかり」という印象はなく、どこかで学んだ内容が多かったと思います。

ただし、自信を持って正解を選べる問題は多くありませんでした。

当時の学習法|動画中心で勉強していた

当時の私は、スキマ時間を有効活用することを最優先にしていました。

特に通勤時間を使って、往復で1時間ほど動画学習を続けていました。

よく視聴していたのは、棚田行政書士さんの不動産大学です。

権利関係の解説が非常にわかりやすく、

  • 法律の考え方
  • 条文の読み方
  • 宅建特有の論点

を理解する上で大いに役立ちました。

補助教材として『みんなが欲しかった!宅建の教科書』も使用していましたが、基本的には動画で学んだ内容を確認する程度でした。

学習の中心は完全にインプットです。

当時は「まず理解することが大切」と考えていました。

今思えば最大の問題は過去問を解かなかったこと

今振り返ると、不合格の最大の原因は明確です。

過去問演習をほとんどしていなかったことです。

私は受験までに過去問を1年分も解いていません。

模試も受けていませんでした。

つまり、本試験形式の問題を解く経験がほぼゼロの状態で試験会場へ向かったのです。

当時は、理解できればそのうち解けるようになると思っていました。

しかし実際は違いました。

理解することと、正解を選べることは別の能力だったのです。

宅建で必要だったのは「解く経験」だった

本試験を受けて強く感じたのは、宅建は単なる暗記試験ではないということです。

知識を知っているだけでは得点できません。

特に宅建では、

  • 選択肢の細かな言い回し
  • ひっかけ問題のパターン
  • 正誤判断のクセ

に慣れているかどうかが大きく影響します。

実際の試験でも、全くわからない問題ばかりではありませんでした。

むしろ、多くの問題で2択までは絞れました。

ただ、その最後の1択が選べないのです。

知識不足というより、「過去問を通じて正解の選び方を学んでいなかった」という感覚に近いと思います。

動画学習は無意味だったのか

では、動画学習は意味がなかったのでしょうか。

私はそうは思いません。

実際、権利関係で8点、宅建業法で13点取れたのは、動画学習のおかげも大きかったと思います。

動画は理解を深めるには非常に優秀な学習方法です。

  • 難しい法律をイメージしやすい
  • スキマ時間を活用できる
  • 初心者でも学習を始めやすい

といったメリットがあります。

ただし、動画を見るだけでは「解けるようにはならない」というのが私の実感です。

理解と得点力の間には、過去問演習という橋が必要でした。

この失敗は他の資格試験でも共通していた

実は、この経験は宅建だけではありませんでした。

その後の簿記1級や中小企業診断士の勉強でも、同じ課題に何度もぶつかりました。

私は長い間、インプット中心の学習を続けていました。

動画を見る。

テキストを読む。

理解した気になる。

しかし、実際に問題を解くと手が止まる。

この状態を何度も経験しています。

だからこそ今は、「理解すること」よりも「解いて確認すること」を重視するようになりました。

今ならこう勉強すると思う

もし今の自分が宅建を受験するなら、勉強の順番を変えます。

まず過去問を解きます。

そして解けなかった部分だけを動画やテキストで補強します。

つまり、

インプット → アウトプット

ではなく、

アウトプット → 不足部分の補強

という流れです。

この勉強法に変わってから、「理解したつもり」で終わることはかなり減りました。

まとめ|宅建は「知っているか」ではなく「解けるか」が重要だった

宅建に27点で不合格だった経験から学んだことは、試験で問われるのは「知識量」だけではないということです。

動画学習は理解を助けてくれます。

しかし、それだけでは本試験で正解を選ぶ力は身につきません。

私は過去問をほとんど解かず、模試も受けずに本試験へ挑みました。

その結果、多くの問題で2択までは絞れたものの、最後の1択を選び切れませんでした。

今思えば、足りなかったのは知識ではなく経験だったのだと思います。

もしこれから宅建を受験する方がいるなら、動画学習だけに頼るのではなく、早い段階から過去問演習を取り入れることをおすすめします。

私のように「理解できているつもり」で試験当日を迎えないためにも、アウトプットを重視した学習を意識してみてください。