簿記や資格試験の勉強をしている社会人の中には、GWやお盆休み、年末年始などの長期休暇に入る前、
「今回は勉強を一気に進めよう」
と考える方も多いのではないでしょうか。
私自身、中小企業診断士の受験を5年以上続けており、簿記1級の学習にも取り組んでいます。さらに、3人の子どもを育てながら勉強を続けている社会人でもあります。
しかし、これまで何度も長期休暇を経験する中で感じたのは、長期休暇だからといって勉強が進むとは限らないということでした。
むしろ、普段より勉強が止まりやすいことも少なくありません。
長期休暇が終わる頃、
- 結局ほとんど勉強できなかった
- せっかくの連休を無駄にした
- また計画倒れになってしまった
と、自己嫌悪になったことも何度もあります。
この記事では、長期休暇中に勉強が止まってしまう理由と、私自身が実践している「勉強を完全に止めないための考え方」についてお伝えします。
長期休暇に勉強が進まないのは珍しくない
以前の私は、長期休暇を「まとまった勉強時間を確保できる期間」だと考えていました。
- GW
- お盆休み
- 年末年始
こうした休みが近づくたびに、
- 苦手分野を克服する
- 過去問を一気に進める
- 遅れを取り戻す
といった計画を立てていました。
しかし実際には、計画通りに進んだことの方が少なかったように思います。
今振り返ると、長期休暇に勉強が進まないのは、決して珍しいことではありませんでした。
私も長期休暇で何度も勉強が止まった
特に印象に残っているのは、GWに妻の実家へ帰省した時のことです。
当時は簿記1級を勉強しており、
「せっかくの休みだから過去問を進めよう」
と考えて教材を持参しました。
ところが、実際にはほとんど勉強できませんでした。
理由は単純で、勉強する環境を確保できなかったからです。
一人で別の部屋に移動すれば勉強できたかもしれません。
ただ、帰省先で自分だけ勉強することに気を使ってしまいました。
反対に、家族がいる部屋で勉強しようとしても、子どもたちの声や会話があり、なかなか集中できません。
教材も持って行った。
勉強する気持ちもあった。
それでも、できませんでした。
この経験から、勉強ができないのは意志が弱いからではなく、環境の影響もかなり大きいと感じるようになりました。
長期休暇ほど勉強が止まりやすい4つの理由
生活リズムが崩れる
平日は仕事があるため、起床時間や通勤時間などの生活リズムが比較的固定されています。
そのため、勉強時間も決めやすくなります。
しかし長期休暇は毎日の予定が変わるため、勉強のタイミングも不安定になりがちです。
家族の予定が増える
私の場合、長期休暇中は子どもとの時間が増えます。
- 家族での外出
- 帰省
- 親族との集まり
- 平日にできなかった用事
こうした予定が入るため、思っている以上に自由時間がありません。
勉強時間を固定しにくい
平日であれば、
- 早朝
- 通勤時間
- 昼休み
など、勉強時間を固定しやすいです。
一方で長期休暇は予定が流動的なため、「いつ勉強するか」が曖昧になります。
結果として、気づけば1日が終わっていたということも少なくありません。
まだ時間があると思って後回しになる
これは、長期休暇ならではの落とし穴だと思っています。
平日は時間が限られているため、
「今やるしかない」
という感覚があります。
しかし長期休暇になると、
- 今日できなくても明日やればいい
- 明日まとめてやろう
と思いやすくなります。
その結果、
明日 → 明後日 → 最終日
となってしまうこともありました。
私がやめた「長期休暇で一気に進める」という考え方
以前は長期休暇のたびに、
「ここで一気に巻き返そう」
と考えていました。
しかし、この考え方をすると、思ったように勉強できなかった時に大きなストレスを感じます。
特に子育て中は、自分だけではコントロールできない予定も多くあります。
長期休暇で一気に進める発想は、一見前向きに見えます。
ただ実際には、できなかった時に自己否定につながりやすい考え方でもありました。
そのため現在は、長期休暇を
「大きく進める期間」ではなく、「勉強を止めない期間」
と考えるようになりました。
私が長期休暇で意識している最低ライン
普段は早朝に1時間程度勉強することを習慣にしています。
また、妻が子どもを連れて外出している時間などは、できるだけ学習に充てるよう意識しています。
ただし、長期休暇中は同じペースを求めません。
意識しているのは、次のような最低ラインです。
- 5〜10分でも勉強する
- 問題を1問だけ解く
- テキストを数ページ読む
- 完全にゼロの日を減らす
以前は、
「1時間できないなら意味がない」
と考えていました。
しかし実際には、5〜10分でも勉強を続けていると、休暇明けにスムーズに勉強へ戻りやすくなります。
短時間でも継続する重要性については、こちらの記事でも詳しく書いています。
小さな積み重ねでしか、大きな目標には届かないと思った話
まとまった時間が取れたらラッキーで十分
長期休暇中は、まとまった勉強時間が取れないことも珍しくありません。
だからこそ私は、
「まとまった時間が取れたらラッキー」
くらいに考えています。
その方が余計なプレッシャーを感じずに済みますし、結果的に継続しやすくなりました。
子どもとの時間も大切にしたい
これは人それぞれだと思いますが、私は長期休暇中の子どもとの時間も大切にしたいと考えています。
子どもの成長は想像以上に早く、今しかない時間も多いからです。
もちろん、その分勉強時間が減ることもあります。
それでも、勉強だけを優先して無理を続けるより、家族との時間も大切にしながら長く学習を続ける方が、自分には合っていると感じています。
まとめ|長期休暇は「頑張る」より「止めない」が大切
長期休暇に入る前は、
「今回はたくさん勉強しよう」
と考えがちです。
しかし実際には、生活リズムの変化や家族の予定によって、思うように勉強できないことも少なくありません。
私自身、中小企業診断士や簿記1級の勉強を続ける中で、長期休暇ほど勉強が止まりやすいことを何度も経験してきました。
だからこそ今は、
- 5〜10分でも勉強する
- 完全にゼロにしない
- まとまった時間が取れたらラッキーと考える
ことを意識しています。
長期休暇は、「いつも以上に頑張る期間」ではなく、「勉強習慣を切らさない期間」と考える方が、社会人には合っているのかもしれません。
日常的に勉強時間をどう確保しているかについては、こちらの記事でも詳しくまとめています。
【3人育児・フルタイム勤務】社会人の勉強時間の確保方法|私が実践した5つの工夫
もし長期休暇中に思うように勉強できなくても、必要以上に落ち込まなくて大丈夫です。
大切なのは、完璧にやり切ることではなく、休暇明けにまた勉強へ戻ってくることだと、私は思っています。

